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アンティークキリムや絨毯を販売!キリムを購入するときのポイントとキリムの種類・特徴

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空間演出のアクセントになるインテリアとしておすすめのキリム。せっかくキリムを購入するなら、品質のよいものを選びたいもの。よいキリムに出会うためには、お店選びも重要です。そこで、キリムのお店選びや品質の見分け方について、さらにニューキリムやオールドキリムの特徴・魅力をお伝えします。

キリムのお店選びのポイントと品質の見分け方

トルコで母から娘に受け継がれていく伝統の織物「キリム」。トルコのほかにもイランや中央アジアなどで織られており、そのときどきの織り手の思いが紡がれ、1枚ごとに全く異なる表情を見せます。


そんなキリムを住宅や店舗、事務所などの空間演出に取り入れてみませんか?キリムを購入する際、デザインを選ぶのはもちろん、お店選びも重要です。良質なキリムを購入できるよう、キリムを取り扱うお店選びのポイントや品質の見分け方についてご紹介します。

お店の選び方

キリムは、アンティークに造詣の深いヨーロッパのコレクターを中心に世界的に注目されており、日本でもキリムを販売する業者は少なくありません。実店舗で販売していることもあれば、通販サイトで取り扱う業者もあります。

 

キリムをお探しの方にとって利用しやすい方法で購入するのがベストですが、店舗によって取り扱うキリムの管理体制や品質が異なるため、お店選びはとても重要です。

キリムに囲まれて座っているデザイナーのジハン

例えば、ネットショップだと短時間で多くのショップを見て回ることができ、お気に入りのキリムを効率よく探すことができます。しかし、化学染料が用いられた低品質なキリムの可能性もありますし、オールドキリムやアンティークキリムのように見せる加工を施したキリムの可能性もあります。

 

実際、古く見せるために織り方を雑にしたり、新しく織られたキリムを古く見せるために有毒の薬剤が使用されていたり、低価格にするために原料の糸や染料に低品質なものが使用されることもあります。

 

品質が良いものを選ぶためには実物を見たり触ったりすることができればよいのですが、だからといってオンラインショップの利用がNGというわけではありません。

キリムの取扱店を選ぶ際は、販売される直前まで売り主がその商品について把握しているかどうかが重要です。買い付けや仕入れでどのようなこだわりがあるのか、必要に応じてクリーニングや修理を行っているかなど、商品管理が行き届いている取扱店での購入をおすすめします。店舗に行って商品を見てみる、お店のホームページを確認する、ネットショップを利用する場合は気になる商品について納得いくまで質問するなど、妥協せず気に入るキリムを探すことが大切です。

 

Sultanでは、代々アンティークコレクターとしても有名なトルコ人のパートナーが定期的に来日し、毎年都内ホテルで行われるTHE JAPANTIQUE SHOW(美術骨董ショー)への出展や、全国にてプライベートでの展示会を行っております。※ご要望に応じて、トルコとオンラインをつないでご希望のキリムをご紹介することも承っております。

品質の見分け方

◇原料の素材

キリムを織る際の糸には、羊の毛を使用するのが主流です。一口に羊の毛といっても、羊の種類や羊が育った環境によって毛質が異なりますし、部位によっても毛の質感が異なります。

 

例えば乾燥した環境で育った羊の毛は弾力があって丈夫ですし、おなかの毛はその毛質から柔らかいキリムに仕上がります。おなかの毛は背中の毛と比べて確保できる量が少ないため、その分価格も高くなる傾向にあります。

羊の毛以外にヤギやラクダの毛、コットンやシルクなどの素材が用いられているものもあります。

また、毛を糸にする際の紡ぎ方でも品質が変わります。

キリム04

◇染色方法

キリムに用いられる糸の染色には、草木染と化学染料を使った染色があります。古い時代に織られたアンティークキリムは、基本的に草や木、花といった天然の原料を使用して染色されています。19世紀以降になって主流となってきたのが化学染料で、色素が定着しやすい、様々な色を表現しやすいといった特徴があります。

化学染料というと染料の安全性が気になる、色が褪せやすいといった懸念点が気になる方もいらっしゃるでしょう。しかし、化学染料にも良質なものはあり、一概に化学染料だからよくないというわけではありません。

 

手軽に糸を染めることができる化学染料が普及していますが、近年になって昔ながらの草木染めも復興してきています。草木染めのものは糸の品質がよければよいほどキレイな色になります。化学染料よりも大変な手間と時間がかかるため、草木染の糸を使用したキリムの価格は高くなる傾向にあります。

あなたはどちらがお好み?ニューキリムとオールドキリム

キリムには1500年以上もの歴史があり、いつ作られたかによって技術やデザインが異なります。それぞれどのような特徴があるのか知っておくことで、よりイメージにピッタリのキリムを手に入れることができるでしょう。ニューキリムとオールドキリムについて詳しくお伝えします。

ニューキリムとオールドキリムは何が違う?

キリムには「ニューキリム」「オールドキリム」と呼ばれるものがあります。それぞれ特徴が異なるため、これからキリムを購入しようと考えている方は、「ニューキリム」と「オールドキリム」の違いを知っておきましょう。

 

キリムをはじめ、伝統的な商品を取り扱うSultanが「ニューキリム」と「オールドキリム」についてご紹介します。

 

◇ニューキリムとは?

ニューキリムは、その名のとおり新しいキリムのことです。古い歴史を持つキリムですが、ニューキリムは、10年~15年と比較的浅い時代に織られたものを指します。販売・輸出を目的としており、そのほとんどが工場での機械織りであるため、比較的容易に入手することができます。

◇オールドキリムとは?

ニューキリムとは対照的に、古い時代に遊牧民によって織られたものをオールドキリムといいます。

キリム05

もともと「オールドキリム」という区分はありませんでしたが、化学染料が使われるようになったため、天然染料だけが使われているものと区別するために、1980年代頃から区分されるようになったといわれています。オールドキリムは、数十年~100年ほど前に織られているため、技術もデザインもニューキリムとは異なります。商業用ではなく、家庭用に織られたものが多く、実際に暮らしの中で使われていました。あまり多く出回っておらず希少であることから、高級品とされています。

 

ニューキリムよりも古く、オールドキリムよりも比較的浅い時代に織られたものを「セミオールド」といい、100年以上前に織られたものは「アンティークキリム」といいます。アンティークキリムが出回ることはほとんどなく、博物館などに展示されたり、コレクションされたりするほどです。

同じキリムでも、織られた時代によって入手のしやすさや価格・デザインが異なりますので、「何を重視して選ぶか」をあらかじめ決めておくことをおすすめします。

オールドキリムの魅力

ここまで、ニューキリムとオールドキリムについてそれぞれ説明してまいりました。ここからはオールドキリムの魅力についてお伝えいたします。

オールドキリムの魅力は何といっても「高い織りの技術」でしょう。


遊牧民は、娘が嫁ぐときや子供が生まれたときなど、人生の大きな節目でキリムを作っていました。家族の健康や安産など願いや祈りを込めながら織り上げているため、一枚を織り上げるまでに数ヶ月かかっていたといわれています。

 

そうして丁寧に織り上げられたキリムは耐久性にも優れており、遊牧民は一生をかけて大切に使用していたそうです。遊牧民の織りの技術は非常に高く、現代の技術をもってしても、その繊細さは再現できないといわれているほどです。


さらに、染料の違いもオールドキリムの魅力の一つです。キリムは、時代が進むにつれて糸の染色に化学染料が使われるようになりますが、古い時代の遊牧民たちは草木染めの染色を行っていました。実は、この化学塗料と草木染めとの染料の違いが、キリムの美しさとその美しさが長く続くかどうかの重要なポイントとなっているのです。

キリム06

化学染料は、日に焼けると色が抜け落ち白っぽく色褪せてしまうという特徴がありますが、遊牧民が行ってきた草木染めはグラデーションのようにだんだんと色が淡く変化していきます。草木染めのオールドキリムは、使い込むほどに美しく変化していくものなのです。

たいていのものは、年月が経つと価値は落ちていきますが、オールドキリムは反対に年月を重ねることで風合いのある色の濃淡があらわれ、新品よりも美しく新品よりも価値が高いとされています。

使い込むほどに味わいが出るオールドキリム、気になった方はぜひチェックしてみてください。

絨毯やマットをお探しならトルコの伝統的なキリムを選びませんか?

住宅はもちろん、店舗や事務所などの空間演出に、キリムを選びませんか?


良質なキリムの選択に欠かせないお店選びや品質について、またニューキリムとオールドキリムの特徴などをご紹介しました。

Sultanでは、キリムや絨毯のアンティークコレクターとしても活躍するトルコ人デザイナー、日本の文化や精神を深く愛すスリランカ人アートディレクターとともに、日常を彩る快適なファブリックをご提案いたします。

 

お探しのキリムや絨毯がある場合は、求めるデザインやサイズ、素材などをお伝えください。オーダーメイドも承っており、一緒にお話ししながら空間づくりをサポートさせていただければと考えています。

キリム・絨毯はこちら

アンティークキリムや絨毯をお探しならSultanへ

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原 佳奈子

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